スモールステップで楽しくやっているうちに、実は上達している、というのがスマートだ。
いつの間にか、夢中で跳んでいるうちに、以前よりもものすごく遠くまで跳べるようになった。
「練習すると、すごく伸びました」
「わたしって、すごいかも」

となることを願う。

1)【教室の黒板を使って】助走・踏切り・空中姿勢の3つを工夫する、と伝える。

2)助走は、速い方が良い。(子どもに考えさせ、予想させる)
  踏切りは、勢いの良い方が良い。(同)
  空中姿勢は、よくわからん??(この時点ではたいてい、分からない)

3)【体育館で】
  ①1歩でふみきる ここで、右足がよいか、左足がよいか、自分で判断する。
  ②3歩でふみきる 勢いよく、思い切り遠くへ跳ぼうとして踏み切ること。
  ③5歩でふみきる 3歩のときと同じ足から走り始める。
  ④7歩でふみきる 3歩のときと同じ足から。
  タ、タ、タ、タ、タ、タターン(最後は歩幅がせまくなる)
  全力で走ってきて、ふみきることができたか。

4)【体育館で】
  空中姿勢を工夫することができたか。
  ①跳び箱6段からエバーマットに向けて、とびおりる(以下同じ条件)
  ②空中でひざをかかえ(体育座り)そのままおしりからマットに着地
  ③空中でえびぞりをしてから、ひざをかかえておしりから着地
  ※えびぞりは、足がそっていること  

  ステージ下にエバーマットを設置
  ④ステージから1歩踏み切り(タターンのリズム)で、マットに着地
  ⑤1歩踏み切り⇒空中ひざかかえ⇒おしりマット着地
  ⑥1歩踏み切り⇒えびぞり⇒空中ひざかかえ⇒おしりマット着地
  ⑦3歩踏み切り⇒えびぞり⇒空中ひざかかえ⇒おしりマット着地
  ⑧5歩踏み切り⇒えびぞり⇒空中ひざかかえ⇒おしりマット着地

5)【校庭の砂場で】
  班のお互いで見あいながら、空中姿勢を研究する。
  とびだす角度もお互いに知らせ合う。(腰・ベルトの位置でみる)
  ※角度は段ボール紙を15度の角度にしたものを使う。

6)記録会

夏木立