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教育現場において、

「褒める」ほど、難しい言葉はないと思う。

おそらく、「ほめる」という言葉の中には、とても多くの事例が含みこまれている。

だから、わたしは、「ほめる」という単語を、使うのに、躊躇してしてしまう。



本音を言うと、ネ。

子どもや大人の関わりのなかで、

「ほめる」が広すぎて、雑すぎて、あまりにもおおざっぱで誤解を招くから、

『言葉』としての寿命を感じるというか、もう、使えない気がしている。


担任の心の状態って、それこそ千差万別、いろんな場合がある。



褒めるのが良い

褒めましょう




と結論を出した気でいるけど、


その、言葉をかけたくなった担任の、心構えや考え、背景は、どうか?


○喜ばせようとしての言葉がけなのか。

○それとも、「喜ばせよう」とはちがう言葉がけなのか。

○教師の「評価」なのか。

○教師の「ねがい」なのか。



いろんな意味で曖昧なのに、

先生どうし、お互いに

「褒めましょう!!」

と言い合っていても、

その内容や質が、フワフワしていて、

本当に実現したい子どもとの関係が、

ちっとも、つかめないまま。




先生たちどうしで、

「なんで褒めるのか、褒めるとは何か」

と、話したこと、ないものなー。




うれしい~