元エンジニア・新間先生の自問自答ブログ

転職を繰り返し、漂流する人生からつかんだ「天職」と「困らない」生き方。
高卒資格のまま愛知の小学校教員になった筆者のスナイパー的学校日記。
『叱らない で、子どもに伝え、通じ合う、子育て』を標榜し、一人の人間として「素(す)」にもどり、素でいられる大人たちと共に、ありのままでいられる子どもたちを育てたいと願っています。
生活の中の、ほんのちょっとした入り口を見つけだし、そして、そこから、決して見失うことのない、本当に願っている社会をつくりだそう、とするものです。
新間草海(あらまそうかい)

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登校しぶり、と言われている子がいました。

子どもたちが登校する玄関ではなく、職員が通る通用口の玄関があります。

そこに、親子が2人で立っていました。

つまり、他の子といっしょの児童用玄関からは、入りたくなかったのでしょう。

たまにそういうケースもあるので、わたしも「ああそうか」と事情を汲んで

挨拶しながら、学校の建物に入ろうとしました。




すると、そのとき。

お母さんが、苦しい顔つきで、子どもの手を引っ張りながら、

「お母さんだって、困る!」

と言ったのが、聞こえたのです。




子どもは泣いていました。

子どもの足は、動きません。

子どもは、何も言いませんでした。



お母さんは、これからお仕事へ向かおうとされているのでしょう。

スーツ姿で、ビシッとされていました。

営業なのか、事務なのか、どんなお仕事なのか分かりませんが、

朝の8時です。これから出勤しないと、間に合わない、という時間なのでしょう。



お母さんだって、困るんだから!!



お母さんは、確実に困っていらっしゃったようです。



〇子どもは困っている。
〇お母さんも困っている。


そこに、観音さまが現れて、2人を救ってくれたらいいのですが。

ところが、この場面には、2人しかいないのです。

あ、もう一人いた。

先生です。

見ると、先生も、苦痛にゆがんだ顔をしています。

〇先生も困っている。

3人3役、3者全員、困っている。




あんたが困っていると、わたしだって困るわよ。

と、全員が思い合っているのです。

ヘビ → カエル → ナメクジ の3すくみ状態に近い。


子ども「お母さんが困るって言ったって、そんなこと言われてわたしが困るじゃん!」

母「子どもが困るって言ったって、そんなこと言われてわたしだって困る!」

先生「子どももお母さんも、2人で困ると言い合っていたら、わたしだって困る!」




優先順位を決めた方がいい。

この場合は・・・???







どう考えても、大人が子どもを理解するのが優先でしょうナ。

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コメント

 コメント一覧 (2)

    • 2. 新間草海
    • 2017年06月20日 05:05
    • 記事を読んでいただいて、ありがとうございます。
      「なぜ、困るのか」を、考えているのですが、本当に、考えれば考えるほど、いったい何故なのか、分からなくなります。
    • 1. だるま
    • 2017年06月20日 03:27
    • 本当にその通りですね。ブログとても参考になります。
      小学生の娘がいる母です。
      油断すると自分目線になりますが、子供に寄り添い続けられる自分でありたいです。
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