元エンジニア・新間先生の自問自答ブログ

転職を繰り返し、漂流する人生からつかんだ「天職」と「困らない」生き方。
高卒資格のまま愛知の小学校教員になった筆者のスナイパー的学校日記。
『叱らない で、子どもに伝え、通じ合う、子育て』を標榜し、一人の人間として「素(す)」にもどり、素でいられる大人たちと共に、ありのままでいられる子どもたちを育てたいと願っています。
生活の中の、ほんのちょっとした入り口を見つけだし、そして、そこから、決して見失うことのない、本当に願っている社会をつくりだそう、とするものです。
新間草海(あらまそうかい)

. 教室の中に、8匹のサナギがある。

モンシロチョウが、このうち今日、4匹も羽化した。

羽化の瞬間を見た子もたくさん。

「ふかした!ふかした!」

と言っているので、

「ふか、じゃなくて、羽化(うか)だよ」

と教える。





教室で蝶が舞っているのは面白いが、算数や国語も、そのつど中断する。

「羽がきちんとのびるまで、じっとしてる」

教室のいろいろなところで羽化するので、休み時間はいたるところで、観察会である。



「さわっちゃいけないんだよ」


と言う子。

なぜかときくと、

「粉がとれて、蝶が弱るから」

だって。

どこかできいてきたみたい。

それをきいて、みんな、さわらずに見ている。




「先生、次のサナギはどれかなあ」

「あ、色がかわってきてるよ!」

「うっすら、見えてるよ、白い点みたいなのが!」





3年生の時に、観察したはずだが、やはりまた、4年生でも観察すればするほど、発見はあるみたい。

モンシロチョウの観察は、3年生でやる。

文科省はそう決めたけど、4年生でやっちゃいけない、という理由にはならないよね。




最初、蛹をみて、「気持ち悪い!」

と反応した女の子も、興味津々でみている。



最初の1匹目の蝶がとびたった瞬間も、

「こないで!!キモイ!!」


と言ってたけど、もう4匹目となると、

「あ、飛んだ!!いってらっしゃーい!!」

と、笑顔で見送る余裕も出てくるようだ。





とくに、こんなふうに、

「むし!!きらい!!」


って言っちゃうような子が、

「ちゃんと飛んでね!!」

とか、蝶を応援するようになるってのが、とても不思議。



虫から、なにかを、感じるのかねえ??

体験の質が問われることって多い。

同様に、体験の量も見直してみたい。

3年生のときとは、また違う観察を、4年生になって、する子もいるから。


「モンシロチョウの観察は、15歳、中学卒業まで継続して行う」

というふうに、

学習指導要領に記載して欲しいくらい。



モンシロチョう
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