困らない叱らない。新間草海(あらまそうかい)の教室日記

漂流する人生からつかんだ「困らない」生き方とは。
転職を繰り返し、高卒資格のまま小学校の教員になった筆者のスナイパー的学校日記。
『叱らない で、子どもに伝え、通じ合う、子育て』を標榜し、一人の人間として「素(す)」にもどり、素でいられる大人たちと共に、ありのままでいられる子どもたちを育てたいと願っています。
生活の中の、ほんのちょっとした入り口を見つけだし、そして、そこから、決して見失うことのない、本当に願っている社会をつくりだそう、とするものです。
新間草海(あらまそうかい)

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「足利義政って、いい人生を送ったんじゃないかと思います。」

これ、うちのクラスのYくん。

なぜなら、自分のお気に入りの建物、銀閣を建てて、好きなことばかりしていたから。

義政は、ほとんど政治らしい政治をおこないませんでしたからね。

庶民の暮らしをかえりみる、なんてことは、この将軍さん、ちっともやらなかった。

だけど、この義政の時代に、なんと日本の人口は爆発的に増え、農業収穫率も相当に高くなった。

鎌倉と室町の時代、日本の人口はなんと、800万人をくだらなかっただろう、と言われる。

同時期のヨーロッパ、人口が最多だっただろうとされるフランスでさえ、500万人しかない。

イギリスはそれ以下だった。

それを考えると、政治不在、なにも国家としての仕事らしいことをやらなかった義政の時代に、庶民がこれだけ暮らしを整えるのにがんばり、成功したことは奇跡に近い。


こんな話をYくんとしていると、なんだか今の日本と重なってくる気がする。

今、日本の政治は、ほとんど不在であります。

きちんと機能してる?

うーん・・・

という状態でしょ?




だからかもしれないけど、投票率もとっても低い。

日本人の気質は、「政治にもともとそれほど、期待はしていないから」という感じだろう、と思う。



庶民から期待されず、なにをやっても苦にされず、自分の好きなことをやり、将軍の職をまっとうしたことになった『義政』さん。

それはそれで、義政さん自身も、「人生として、まあまあだった」と思っていたんじゃないかな。


・・・と、こんな話ができるのが、今年の6年生の面白い所。

Yくんは、特別かもしれないけど、そういう子が、たまーに、出てくるのが6年生という学年。

なかには、ゲームのプログラムをやろうとしてる子もいるし、将来のマレーシア移住を志して、英語習得に燃えている子もいる。
愛知県にも、なかなかの6年生が育ちはじめております。



愛知は田舎ですが、一人ひとりは、なかなかに個性のある、ユニークな子どもたちが育っておりますゾ!!

おもろいネ~!!

銀閣

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