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「先生、たまご見っけた」
机の上にのせたのは、白い小さなウズラくらいの卵。
学校の隣の林の中でみつけたそうな。
「落ちてたの」
なるほど。
わたしは、まったく動じず、その子の顔を見る。
なにかが書いてある。
「これを教室で飼うわ」
と書いてある。
わたしは、ゆっくりと尋ねる。
机の上に山と積まれた、宿題のプリントを整えながら、訊く。
「なんのたまごじゃろうね」
「知らない」
「とり?」
「たぶん、とり。巣から落っこちたのかなー」
まだ、彼女は、飼うと言い出さない。
それで、わたしはつづけて、
「じゃ、たまごを、もとの巣に戻すか。じゃないと死んじゃうかもね」
すると、真剣な目つきで
「私が飼う。いい?」
このとき、教師はどういう返答をするのかで、このあとの動きが変わってきますね。
とても、迷います。
みなさんなら、また気の利いた返しをされることでしょう!
わたしは、こうでした。↓
「ひとりで?」
「先生、たまご見っけた」
机の上にのせたのは、白い小さなウズラくらいの卵。
学校の隣の林の中でみつけたそうな。
「落ちてたの」
なるほど。
わたしは、まったく動じず、その子の顔を見る。
なにかが書いてある。
「これを教室で飼うわ」
と書いてある。
わたしは、ゆっくりと尋ねる。
机の上に山と積まれた、宿題のプリントを整えながら、訊く。
「なんのたまごじゃろうね」
「知らない」
「とり?」
「たぶん、とり。巣から落っこちたのかなー」
まだ、彼女は、飼うと言い出さない。
それで、わたしはつづけて、
「じゃ、たまごを、もとの巣に戻すか。じゃないと死んじゃうかもね」
すると、真剣な目つきで
「私が飼う。いい?」
このとき、教師はどういう返答をするのかで、このあとの動きが変わってきますね。
とても、迷います。
みなさんなら、また気の利いた返しをされることでしょう!
わたしは、こうでした。↓
「ひとりで?」