○○ができるようになるとともに、「科学的思考」が身についているのかどうか。
○○がわかるようになるともに、「科学的思考」が身についているのかどうか。
そこらがどうしても気になっちまうんだよね・・・
「科学的思考」ってのは、ナニか?
1:なるべく事実に基づくこと
2:なるべく論理的であること
国語でも算数でも社会でも理科でも、
なんでもいいけど、学習する過程とともに、この科学的思考が育っているかってこと。
ところがどっこい、獲得したのは、知識だけってのが多い。
というか、うちの小学校の学校教育、ほぼ、それのみ!って感じ!
だから、夏休みの自由研究とか、しょぼいのが多いよね。
子どもたちの提出した自由研究見ると、
「・・・」
あんま、パッとせんな~、と思いつつも、心の底で、仕方ないよな、そういうこと教えてないもんな、と。
自責の念に駆られます。
いえいえ、中には、わくわくするようなものも、ありますよ。
それは、全体に、「謙虚」な雰囲気が漂ってます。
そういう、思わず引き込まれるようなやつは、たいてい、
「ちっともわからないので、調べてみました!」
といって始まる。
そして、調べてみても、
「それでも、わからないことばかり」
で、本人が困った風なことが書いてある。
訳のわからない、
なぞの大海に迷い出た、
という雰囲気から始まる自由研究がいちばん面白い。
さらに、
「やっているうちに、ちがう結果が出たので、不思議でした」
とか、
「方法をまちがえたかもしれません」
というのもある。
こういう、訳の分からんやつのほうが、面白い。
やればやるほど、謙虚になるのが科学的思考で、のびしろ、がある。
やればやるほど、傲慢になるのが非科学的思考で、頭打ち、になる。
ふつうは、
あれほど事実に基づいて、論理的であったはずだから、
「そうかもしれないし、そうでないかもしれない」
なーんて、のんびりした空気で言われちゃ、かなわんのよね。
と、思う。
ところが、世間一般に、「科学的思考の持ち主」と思われている、宇宙科学のホーキング博士が、
「あれ?もしかしたら、ブラックホールって、これまで思ってたのと、ちがうかもしれん・・・」
と言い出して、みんなが思わず、のけぞった、という記事が、これ↓↓
ホーキングさんの発言
http://www.dailymail.co.uk/sciencetech/article-2545552/Stephen-Hawking-admits-no-black-holes-GREY-holes.html
論文のタイトルは「Information Preservation and Weather Forecasting for Black Holes」
イイなあ、と思うのは、これ、誰もホーキングさんを、責めていないこと。
「博士!あんた、前は違うこと、言ってたじゃないですか!!ダメじゃないですか、あんたは、サイテー!!」
って、言わない、のでしょうなあ。
だから、博士も、堂々と、態度を改められる。
こうなったら、
あれ?ちゃうかもしれん!?
といった人を、責めてはいけない、という法律をつくってほしいと思うね。
そしたら、学校も変わる!子どもたちも、みんな、科学的思考態度が身につくはず!!
文科省が、先生や親に対して、こういう運動を始めるべきではないだろうか。
「訂正態度の非問責に関する法律」。
↑↑↑成立が急がれる!
今のところ、↑↑↑ ・・・っていうことに、なっている、そうです。