困らない叱らない。新間草海(あらまそうかい)の教室日記

漂流する人生からつかんだ「困らない」生き方とは。
転職を繰り返し、高卒資格のまま小学校の教員になった筆者の自虐スナイパー的学校日記。
『叱らない で、子どもに伝え、通じ合う、子育て』を標榜し、一人の人間として「素(す)」にもどり、素でいられる大人たちと共に、ありのままでいられる子どもたちを育てたいと願っています。
生活の中の、ほんのちょっとした入り口を見つけだし、そして、そこから、決して見失うことのない、本当に願っている社会をつくりだそう、とするものです。
新間草海(あらまそうかい)




職員室で、1年間の総括を話し合っております。


会議の中で、

「名札をつけている子が増えた」

ことを、


よし


としている先生の発表がありました。



職員室の全員が、それを聞いて、

「うん、それはすばらしいことだ」

と思っていたにちがいない。

わたしは心の中で、

「・・・」



その先生は、4月当初にも、

「クラス全員が名札をつけて集会に出ることを目標に・・・」

のような話をしていたのを思い出したからであります。

そして、そのことがやはり成果?をあげたらしく、その5年生はみんな、きちんと名札を付けて、日々を過ごしていたようであります。


だから、よほど嬉しかったのでしょう。


「いやあ、○○のやつも、ちゃんと3学期にはつけてくれるようになってさ。

(へ~、あの○○くんまで?すごーい!)

○○のかあちゃんに、おれ、面談の時にかなり協力要請したんだよね~」



と、職員室の横の備品室で、他の先生と話しておられました。
わたしは、その会話をコピー機かけながら後ろで聞いてましたが、

また、

「・・・」

と思うわけね。



この先生のエネルギーは、毎朝の、「名札確認」のために、相当、傾けられてきたわけでありましょう。
このことについて、子どもたちの親は、何も文句がないのだろうか??


この先生のゴールは、「名札を胸に付けている子どもたちの姿」です。

いいの?




いいけど・・・。


職員室で、任期当初の4月から、総括時期の3学期まで、ずっと話題にされてきたのは、

○名札をつけてるか、つけてないか

ということ。






世のお母様方!!これが、学校教育の「成果」だとされておりますゾ!!
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