転職し、40歳目前になって新米教師を始めた。
務まるのだろうか、という不安と、教壇に立ち、子どもたちと日々を営めているという幸福と。

自分自身の感覚的なもので子どもをとらえているだけの毎日で、自分の「その子のとらえ方」が正しいとはぜったいに思えない。
自信がない。
だからこそ、こういうブログで自分でつぶやいて、自分を客観視していかないと、と思って続けている。

幸いなことに、様々な立場や肩書の方と交流が持てるようになってきた。それもこのブログが一役果たしてくれているおかげ。

本当に、お読みくださる方には感謝の一言に尽きる。
メールで直接意見を言っていただいたり、コメントをいただいたりして、思わず腕組みをしながら考えたり、頭の奥深くが、日常とはちがうパターンで回転しだしたり。
気分転換以上の、何か、もっと見えてこないものに対しての、とっかかりをくれているのが、このブログなのだと思うことがある。

来年は、どうやら教員だけでなく、もっと地域の、様々な立場の方と交流することになりそうで、なんだか思わぬ方向に自分自身も展開していきそうだ。
ただ、日常の教員という立場を生かしてのことが求められているわけで、自分が今立っている、教育現場、というポジションで、いかに充実していくかが取り組むべきテーマであることには変わりがない。

どうやら、行政にも関わる、「町おこし」のムーブメント(※)に、一役買うことになりそうだ。
(※注意:政党の応援ではありません)
町を活性化させようとする、若い年代の人たちと、思わぬことから交流が始まり、あるパネルディスカッションに出て教員としての生の本音をぶつけてほしい、と依頼された。

何ができるか、いったい教員という立場から、社会づくりをしていくとは何なのか、さぐることになりそうです。

どれもこれも、ブログがからんでいることなので、自分自身驚いているのですが・・・。

そういった目の前の変化も感じつつ、やはり、初心である
「転職して、教員になろうとする人たち」のためのブログになるように、情報提供をしていきたいと思っています。

来年も、今年2011年以上に、難しいことが山積みになっている日本社会。どんなかじ取りをしていくのか。
それを、一教員の立場から、どういう方向で自分を生かして行けばいいのか。

考えることの多い年の暮れです。

みなさま、よいお年を・・・。