新間草海の!!自問自答ブログ

転職を繰り返し、漂流する人生からつかんだ「困らない」生き方とは。
高卒資格のまま小学校の教員になった筆者のスナイパー的学校日記。
『叱らない で、子どもに伝え、通じ合う、子育て』を標榜し、一人の人間として「素(す)」にもどり、素でいられる大人たちと共に、ありのままでいられる子どもたちを育てたいと願っています。
生活の中の、ほんのちょっとした入り口を見つけだし、そして、そこから、決して見失うことのない、本当に願っている社会をつくりだそう、とするものです。
新間草海(あらまそうかい)


2学期の体育の評価。
マット運動で評価する。
本当は、「跳び箱、鉄棒、マット」の3つの評価をする欄になっていた。
2学期はマットのみ。

さて、マット運動の何で評価するか。
たった数時間しかやらない。
何をしようか。
後転にしよう、と思った。
前転は1年生でやっている、と聞いたからだ。

また、以前3年生を担任したときに、すでに体重や体型が課題になっていて、できなくなっていた子がいたからだ。自分の体形のおかげでやれない、と決めている子にその気を起させるのが大変だった。
それで、今、2年生のうちに、前転のみならず、後転を習得させたい、と思った。

評価するのは、体育館の半分にマットをランダムに敷き、その端っこに敷いた一枚で行う。
そうすると、目の前の子を評価しながら、全体を見ることができる。

全員を集めて、先生の前でやってごらん、とやらせながら、
「合格した子から、あとはのこりのマット全部で一回ずつ練習していなさい」
と、どんどんやらせる。
座らせておくと、自分は終わった、という安心感から遊びだすからだ。

前転の数種類(じゃんけんのパー、グー、チョキの手をした前転など)
ゆりかご(足を天井に向けて伸ばさせると勢いが増すし、最後に立ちあがらせると足を引っこめなくてはならないので、足を伸ばしたり縮めたりすることになり、これが今後の身体感覚に応用として効いてくる)
などで練習をさせて、いよいよ本番。

この本番に至る前に、後転のテクニカルポイントをいくつも示している。

1)両掌を背中でそろえてうしろに向けておくこと(まるで甲がぺたっと背中にくっつくくらい)
2)わきをひらかずしめておくこと
3)手のひらが地面につくやいなや、手のひらでグッとマットをつかむこと

さらに、まっすぐに後転するのでなく、肩でする後転、言いかえれば、途中まで後転風にころがり、その直後、側面にころがるような「後転もどき」もやらせる。

これならできる、と言う子は、ほとんど、正確な後転もできる。
おそらく、これで後転の感覚をつかむのだろう。

やってみせて、最初は40人いるうちの、30人しかできない。
本当にきれいにまわる子は、その中の7,8人程度。
こんなものか。

でも、テクニカルポイントを確認したり、マットとマットの間に跳び箱の踏み台を差し入れて、疑似坂道をつくってやらせるなど、だんだんに慣れて行き、最終のテストでは2名をのこして、できるようになった。

あと、2名。
くじけそうになっている。
あとはこの子たちの、心が折れないで、やろう、という気になっていくあたりをやる。




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