2年生の図工。

暑くなってくるので、教室用のうちわをつくる。

自分たちでつくったうちわなので、ルールを守る。
「はい、じゃあみんなで1分間だけ、うちわであおごう!」
へたに下敷きであおぐ癖をつけるよりも、うちわであおぐのがいい。
うちわをしまう段ボールも、教室の横に設置しておく。
班のメンバーがみんなの分のうちわも片付けてくれる。
ありがとう、と言えるように指導する。


7月の参観日だけは、廊下に掲示する。
すずしそうな色のうちわが廊下にビシッとならんだだけで、なんだかとても夏の雰囲気がただよう。「涼」を感じてもらえるように、風鈴なども置き、風流な参観日にしてみよう。




家庭から、いらないうちわを持ってくる。


1) 紙をとりのぞく。

おけに水をいれて、うちわをひたす。
うちわにもともとついていた紙がとれる。
とれにくい場合は、たわしでこする。
完全にとれると、プラスチックの骨だけになる。



2) 色遊びをして和紙をつくる

色あそびをして、にじんだ水彩色のついた和紙をかわかす。

(この後、一日か二日、おくとよい)

3) 和紙を貼る。

色のついた和紙をうちわに貼りつける。
表と裏と両方から和紙を糊で貼り付けて、その後、うちわの外枠の形にそってはさみで切り落としていく。うちわの持ち手に近い部分は、のりをわざとはりつけないでおく。すると、持ち手に近い部分は、ぺろん、とはがれるので(当然だ。のりがまだそこだけ貼り付けていないから。のりをつけたのは、外枠に近い部分のみ)、そこを、半円状に切って落とし、いわゆるうちわの形に和紙が整うようにする。

4) 和紙がはがれてこないように、テープで縁取りする。

100円ショップで売っている、カラーのセロハンテープ(8mm か 12mm幅)→今は、なんだかファンシーショップ系のかわいらしいものやカラフルなセロハンテープが売っているので、それを用意する。
うちわの縁を、このカラーのセロハンテープを短く切って、一つ一つはりつけて、縁取りする。

5) 完成!