大声で叱る、をやめよう。

これが、今年の目標。

それだけを念じながら職場に通い、実際、それを現在まで貫いている。

子どもたちと、丁寧なことばで話そう。
これも、取り組みたいこと。
とくに女子には、

「はい」「そうですか」「○○さんだって言ってました」「○○さんじゃないかな」「ちがいましたね」「合っていますね」「すばらしいです」「うれしいです」
などという感じの、わりと丁寧な言葉づかいを使っている。
注意するときにも同じトーンで、
「○○はやめましょう。ここは教室ですよ」
とニッコリしながら注意している。
これが、今のところやれているのが、自分では救い。

しかし、前日の疲れもあるし、朝からいろんな準備をしながら時計を見て分刻みの動きをしているとそれだけで緊張してきてしまって、子どもたちの前に立つときに、どんな顔、どんな表情をしていたらいいか、とっさに表情が出ないことがある。
今日の月曜日もそうだった。
職員室を出るときに、顔が硬直しているのがわかって、顔の表情筋を動かしながら歩いて教室へ向かった。
でも、階段をのぼっているときにも、ちっとも笑顔ができない。
ちょっと焦りながら、踊り場で立ち止まって何度も顔の体操をした。
ちょうどガラス面の額縁があったので、それに顔を写してみて、確認しようとしてみた。
顔が、かたいなあ。


それでも無理に笑顔をつくって教室に入り、

いちばんに、

「みなさん、おはようございます! 元気だねえ。いい声。ありがとう。はじめましょう!」

と言うことができた。

朝一番に、褒め言葉からスタートする。
これも、現在進行形で取り組んでいる。