暇さえあれば本を読むようにしたい。

授業に反映したいからだ。

幸い、本屋が、家から徒歩2分の場所にある。
こういう幸運に恵まれたおかげで、ふと立ち寄って、散歩がてらに本を読むことができる。

そこで手に取ったのが、これ。








脳を鍛えるのに、有酸素運動が必要だということらしい。

知人から教わっていたのだが、本屋に行ってふと思い出し、それとなく棚に目を走らせると、おお、やはり、ありました。話題になっているからか、あるいは新しい本だからか。

この本はエクササイズ、それも主に有酸素運動がいかに脳の状態を最高にするかということを、具体的な例と最新の研究データをもとに力説するものです。

読みながら、手がとまらない。
なぜか。
教師のことがたくさん載っていたから。

教師がいかに子どもたちの脳を鍛え、その持てる能力を引き出し、自信に充ち溢れた青年に育てていったか、と言う教師の仕事を書いている。
いやあ、ビンビンと響いてきました。
ADHDにも効果あり、と明言しているのだから、興奮しましたよ。

こりゃあ、クラスのあの子たちも、どんどん校庭を走らせるといいのかもな・・・。

最後の章には、こうまとめてあります。

最高の脳の状態をもたらすためには、

 ・毎日ゆっくり歩くかゆっくり走り(最大心拍数の55~75%)
 ・週2、3回走り(最大心拍数の75~90%)
 ・ときどき全力疾走する(最大心拍数の90%)

のがいいらしい。

心拍計を、子どもたちにもたせて走る、というアメリカの実践例が描かれているが、これはさすがに追試しにくい。

でも、自分用には買ってみたい気がしました・・・。