図工の時間について考える。
1)何曜日の何時間目がいいか。
2)年間のスケジュールをどうするか。
3)一単元にどのくらいの時間数をかけるか。
4)造形遊び、絵画、立体作品、鑑賞、のそれぞれの内容のうち、年間にどのくらいの作品数に取り組むべきか。
5)他のクラスとのかねあいをどうするか。
今のところの考えを書く。
1)2時間目と3時間目、という具合に中休みをはさんでとるのもいい。1時間目は朝会やらなにやらで忙しい。4時間目は給食がネックになる。5,6時間目は、子どもが疲れていてやる気がない。
2)年間を通じて取り組むのが、鑑賞。各学期に、造形遊びから絵画、立体、とバランスよく取り組むことができればよいが、そうもいかない。各学期に製作のメインが何か、ということを意識しておくと、他の題材はそうでなくとも、一つは大成功、というものをつくることができる。
3)4時間、6時間とやれればよいが、場所をとったり、子どもの集中力がとぎれたりするので、とくに工作モノは短期集中で取り組む。土日をまたぐと、なにをしたかったのか忘れたりする。
4)中でも「鑑賞」の授業を年間を通じて系統立てて実施できるとおもしろい。学級づくりにも役立てることができる。こたえのない、言いっぱなしの鑑賞会がいい。発表のルールを徹底させる。その一方で、どんな発言も否定しない。子どもも教師もきもちがよい。子どもの個性が見えてくる。
5)他のクラスの進度、進み具合を知ることが大切。計画どおりだから、と突っ走るとかなりの差が出てしまうことも。そういう場合は、1時間単位の小さなネタを実践し、時間調整を行う。
最後の5)に述べた、1時間単位の小さなネタをいくつか知っておくと役に立つ。
最近は、絵手紙。
これは準備次第で1時間にしっかり収まってくれる。また、否定しないでいいから、子どもたちも気持ちよくかける。どの絵も、「下手がいいんだ、味がある」として、「いいねえー」を連発。子どもの機嫌が一気によくなる。
まさにいい事尽くめである。
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