先日書いた、「おそい はやい ひくい・たかい」という本のこと。

パラパラとめくっていたら、奥地圭子さんが書いたページが見つかった。

実は、奥地圭子さん。

私の嫁さんの、恩師である。

東京江戸川区の小学校2年生のとき、1年間だけ担任をしてもらったそうだ。
当時から型破りな先生で、教室のうしろに半畳の畳を敷いて、子どもと本気で(?)相撲をとるような先生であったらしい。

「あの先生のインパクトを超える先生は、その後はいなかった」

・・・そうだ。

その奥地先生が、「教育の根本とは何か」と、書いておられる。
当然、気になって読んでみた。
嫁さんにも、見せてやろう、と思いながら・・・。



いわく、

「学びは自ら学ぶところにもっとも実る」

つまり、教育の根本は、自己教育だ、というのです。


小学校の子どもたちに、何を供するかというときに、
学問の関心がもっとも大事である、ということになろうか。


理科の先生が、白衣でさっそうとあらわれて、大変面白そうに実験をされた。
教えてもらった内容はすっかり忘れても、そのイメージだけが残っていて、「そんなにおもしろいものなら」と、理科の道に進んだ。
ある有名な科学者の話、だそうだ。

なるほどな。