困らない叱らない。新間草海(あらまそうかい)の教室日記

漂流する人生からつかんだ「困らない」生き方とは。
転職を繰り返し、高卒資格のまま小学校の教員になった筆者のスナイパー的学校日記。
『叱らない で、子どもに伝え、通じ合う、子育て』を標榜し、一人の人間として「素(す)」にもどり、素でいられる大人たちと共に、ありのままでいられる子どもたちを育てたいと願っています。
生活の中の、ほんのちょっとした入り口を見つけだし、そして、そこから、決して見失うことのない、本当に願っている社会をつくりだそう、とするものです。
新間草海(あらまそうかい)

2019年04月

「主体的な」論考 その2

自分の人生を主体的に生きている。 そう、自覚している人は多いのではないか、と思う。 もちろん、わたしは自分の人生を主体的に生きている、と。 たしかに鎖でつながれているわけでもなく、自分で日々の計画をたて、好きなスーパーで買い物したり、今日は大根を買おう、と …
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主体的な・・・

大きなゴールは、いったいどこにあるのか。 学校の中に、それがあるのか?それとも無い、のか? わたしは、人生が幸福になるためには、 「自分自身が自分の人生の主人になること」 が必要だと考える。 文科省がそう教えているから、そうだと思う。 文科省は、ことごと …
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幼児を育てながらの先生

頭が下がる。 「家に帰るとお母ちゃん」 という先生に対して。 わたしの隣の机の先生は、若い女性の先生だ。3歳と6歳の子がいる。 夕方の職員室にいるまでは、シュッとした顔つき。 「ワタシこそ、小学校の先生です」と言う顔だ。 ところが、いざかばんを持って、家に帰 …
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 切り替え、ということ

嫁様が保育施設で勤務し始めたため、いろんな考察をしている。 たとえば、朝、母親からさっと離れる子どもと、なかなか離れない子。 逆に、夕方、保育園へ母親が迎えに来た時、すぐに飛んでいくかどうか・・・。子どもの中には、何か玩具などで遊んでいて、すぐに帰る気分に …
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世界一の長寿国である日本で生きて・・・

引っ越してくる日系ブラジル人の父親と面談した。 学校のことをあれこれと説明し、校舎内を案内して回った。 子どもが学校へ登校するようになるのはまだ先だが、父親が先に家族の居住環境を整えるため、こうやって家族より先に越して来て、あれこれと準備をしている。 父親 …
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【教員採用試験】ピアノと水泳を廃止!

BIGニュースが流れてきた。 なんと、教員採用試験からピアノと水泳が廃止されるという。 『教員採用試験、水泳とピアノ廃止 負担減で受験者増狙う』(朝日新聞デジタル) わたしはいくつかの県の採用試験を受けたが、もう他の若い子に比べて、ほぼ中年の域であったし、試 …
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手段と目的を取り違える件

手段と目的を取り違える、という人間の病気は、やはりなかなか治りにくいもののようだ。 この人類が共通して罹る病(やまい)については、心理学的な探求もされていて、 「なんでこうも、みんなが陥るのか」 「世の中でも認識されているのに、なぜ未だに広く行われるのか」 …
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ブログのタイトルを変えました【ご報告】

とつぜんですが、ブログのタイトルを変えました。 これまでの「困らないけど、いいですか」 というタイトルから、変えました。 春なので、ちょっとあれこれと新調したくなって。(言い訳) このところ、本当に仕事が忙しくなり、ブログの更新頻度が遅くなっていました …
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家庭訪問で繰り広げられる恒例の・・・

4月になり、慌ただしい新学期。 子どもはうれそうです。 新しい教室と先生になり、持ち物や上履きまで新しくしたりして、なんだかウキウキですものね。校庭はあたたかくなり、水にさわっても気持ちよく、まったく良い季節である。 ところで親や先生は大変だ。 連絡網を確認 …
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京都歴史旅4 桃太郎伝説の背後にあるもの

歴史研究家でもあり、英語とロシア語の観光ガイドでもあり、クイズ王でもある加藤さんは、 「おう、いたいた!」と声をあげて、屋根を見上げた。 なんとそこには、猿がいた、じゃないの・・・えー・・・。 なんでも、顔を長い御幣という神祭の道具で隠しているらしい。猿 …
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京都歴史旅3 なぜ桃太郎は伝説化したのか

御所の北東を歩いていると、同志社大学の運動部の女子学生がいた。 どうやらこれから陸上?か何か、トレーニングを始めるところらしい。 同志社大学は御所のすぐ隣だから、この広い御苑の敷地が、格好の運動の場になっているのらしかった。 女学生たちは、走り出すタイミン …
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京都で歴史を学ぶ旅 その2

御所を歩きながら、「ここはかつての公家がいた団地みたいなとこで・・・」と加藤さんが言う。 古来より、天皇家を支える公家の集団がいた。大中小の公家族が、御所のまわりをとりまくように住んでいたらしい。長屋や団地のように、ずらりと並んだ公家の屋敷が並ぶ様を想像し …
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