困らない叱らない。新間草海(あらまそうかい)の教室日記

漂流する人生からつかんだ「困らない」生き方とは。
転職を繰り返し、高卒資格のまま小学校の教員になった筆者のスナイパー的学校日記。
『叱らない で、子どもに伝え、通じ合う、子育て』を標榜し、一人の人間として「素(す)」にもどり、素でいられる大人たちと共に、ありのままでいられる子どもたちを育てたいと願っています。
生活の中の、ほんのちょっとした入り口を見つけだし、そして、そこから、決して見失うことのない、本当に願っている社会をつくりだそう、とするものです。
新間草海(あらまそうかい)

2018年07月

道徳の時間が増えて、「悪い子」が減る現象

道徳の時間に、 「正義ってなんだ?」 と、しっかり考えるようになる。 桃太郎の側から見るだけではない、鬼の立場も事情も見てやろう、というのが道徳であり、決して一方的な価値観だけで決めつけてみて相手を断罪しようとしないのが道徳です。 桃太郎の側から見ると、 …
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道徳評価で現場は混乱せず

通知表で、道徳を評価する、というので、現場が混乱している、というのが世間の見方らしい。 新聞や、ネットのニュースでも 「通知表!道徳を初の評価!現場は混乱!」 という記事をどっかで見た。 ところが、現場はまったく混乱してないですぜ。 だって、数値化はしない …
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カジノ店内の貸金業を学校教育で扱う

カジノでは、負けるとお金を支払うことになる。 「カジノは儲かる」という点だけを強調して覚える子がいるからだ。 まずは、そのことを学校で教えるべきだ。 つぎに、カジノでよく起きる、客の心理について学ぶべきだろう。 たとえば、投下したコストを回収したくなる「サン …
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学校の設計に世間が無関心であること

今の勤務校は、PTAがつくった学校だそうだ。 なによりも、学校を立ち上げる際には、村人がこぞってPTAの集会に集まり、どんな学校にするのか、1年生の教室をどこに配置するか、池をつくるかどうか、木は何を植えるか、芝生にするか、掃除のときのバケツの水を捨てる場 …
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教員はブラックではない、とあえて

. ずっと講師を続けていた知り合いの若い先生が、転職することに。 しばらく会っていないから、まだ今年も採用試験を受けるのだとばかり思っていた。 昨年秋、試験に落ちたことをメールで教えてもらい、 「また来年、がんばります」 と言っていたから、がんばれ!ぜったい …
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暑さと熱中症に勝つ授業のしかた

. だれている。 なんと、教室の中の気温が、33度を超えている。 子どもたちの目が、訴えている。 「あつい~・・・だるい・・・氷がほしい・・・」 これは、実際には聞こえてこないけれど、多くの子どもたちの声だろう。 なんせ、クーラーが無い。 教室の風通しは、悪い …
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高校生の自分へ、手紙を書いている。

最近、高校のころを思い返すことがありました。 それは、わたしの写っている古い写真を実家の母が物置?から見つけ出し、「こんなのがあった」と小包で送ってきたからです。 その写真を見ると、若い男の子が着物を着て高座にあがり、落語を演じています。 懐かしい。文化祭 …
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まじないは悪いものではない

. すぐ前の記事の 「おまじないはフィクションだ」 という文章に、読者からの反応があったため、追記しておきたい。 おまじないは、悪いものではない。 また、その著者を否定するものでもなく、楽しみを奪うつもりもない。 おまじないが効く!と思うことで、プラシーボ効 …
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恋多き少女たちの奮闘ぶり

小学生の男子というのは、なぜもこう、忘れ物が多いのでしょう。 「先生、わすれました」 と報告する顔に、悪びれる様子はまったくなく、本人もどうして無いのか、不思議そうな顔さえしている。 「なんでだろう。プリント、入ってないや」 入れてないからだろッ! わ …
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山片幡桃(やまがたばんとう)と恋のまじない

江戸時代の商家の番頭さんで、山片幡桃という方は、死ぬ間際に 「地獄なし極楽もなし我もなしただ有ものは人と万物」 「神ほとけ化け物もなし世の中に奇妙不思議の事はなお無し」 と詠んだとか。 しかし、いくら山片幡桃が 「狐狸妖怪の類は現実には居ないのだ」 と説いた …
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【非常事態】自分の命を救う防災教育を

5年生の社会で、日本の土地利用について学ぶ。 日本は南北、東西ともに細長くのびていて、大陸に接していない。 弧を描いて、大陸から離れている。 寒い土地もあれば温かい土地もあるし、標高も高いところ、低い所、いろいろとある。 また、海に接している土地もあれば、山 …
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