困らない叱らない。新間草海(あらまそうかい)の教室日記

漂流する人生からつかんだ「困らない」生き方とは。
転職を繰り返し、高卒資格のまま小学校の教員になった筆者のスナイパー的学校日記。
『叱らない で、子どもに伝え、通じ合う、子育て』を標榜し、一人の人間として「素(す)」にもどり、素でいられる大人たちと共に、ありのままでいられる子どもたちを育てたいと願っています。
生活の中の、ほんのちょっとした入り口を見つけだし、そして、そこから、決して見失うことのない、本当に願っている社会をつくりだそう、とするものです。
新間草海(あらまそうかい)

2017年07月

小学校の教室の研究【結局、義務意識がない】

. 教室がなんとはなしに、タノシイ居場所になっている。 それがなぜなのか。 結局のところ、 「義務意識がない」 からではないか、と思う。 来ても来なくてもいい場所であるのだが、そこにやはり、自分は来たくて、 来ようとして、だれにも頼まれたわけでないが、 …
続きを読む
小学校の教室の研究【なぜ楽しいか】

. 子どもたち、朝から、なんとはなしに、タノシイ、ようである。 これが、なぜなのか、わからない。 たぶん、居心地が悪い、と感じている子がほとんどいないからだろう。 ところが、わたしとしては、算数をたくさんさせるし、宿題をチェックするし、 どんどんと当てるし …
続きを読む
小学校の教室の研究【遊ぶ楽しさを知ってる】

. 子どもを見ていて不思議になってくるのは、 「あ、遊びにいこ!」 「うん!」 という会話があることです。 そして、一目散に、くつ箱へ行き、外に行くことです。 で、なんの打合せも無く。 そのまま、校庭へ行きます。 ともかく、走る。 で、息をはずませて、ハ …
続きを読む
小学校の教室の研究【友達が面白い】

. 教室が活性化する瞬間というのは、友達が思わぬ発言をしたときだ。 「え!?」 みんなが驚いて、その子を見る。 本人は、いたってふつうだ。 「だって、〇〇〇〇だから」 すると、まわりがいっせいに色めき立つ。 ついで、がやがやと、会話が自然発生する。 「まっ …
続きを読む
小学校の教室の研究【敵がいない】

. なぜ、小学生が、そこまで安心できるのか、について。 つまりは、教室には、敵がいない、ということなのではないだろうか。 ことさら「競争」ということもないし、する相手もいないし、 自分を評価してコントロールしよう、という者もいない。 だれかが【褒め殺し】し …
続きを読む
学級の「仲間意識」の研究

. 学級とは、子どもにとっては、いったいどんな場なんだろうか。 同じクラスの子に対して、つよい連帯感や、仲間意識をもつ。 家族もそうだが、教室も、自分の居場所、自分を受け入れてもらえる場、という感じか。 家族のように受け入れてもらえる場であり、学びの場。 …
続きを読む
教室、という平和の砦(とりで)

. ついに岡崎の夏が始まりました。 夏休みです!! (まだ夏休みでない地域の小学校の先生たち、ホントにご苦労様です・・・) さて、夏休み入ると、子どもたちが学校に来なくなるので、 わたしはずいぶんと、さみしい思いをもつ。 しかしまあ、そんなことはどうでも …
続きを読む
海の日の【子どもの泣き声】について

. 海の日がありましたでしょう。 どうやら、近所の家に、そこのお孫さんが遊びに来ていたらしい。 朝の8時ごろでしたでしょうか。 わたしゃ、家で、つめたい氷を口に入れて、ボーッとしておりましたら、 かすかに、ほんのかすかに、遠くの方から、子どもの泣き声が聞こ …
続きを読む
「思い出のマーニー」

. つい先日。 「思い出のマーニー」という映画がテレビで放映されたらしい。 この映画のタイトルを聞くと、どうしても思い出すことがある。 昔のクラスでのこと。 この映画のタイトルを聞いたある子が、 「まあにい(兄)の本名はなんなの?」 と、思ったそうなん …
続きを読む
自由研究でみがかれる創造性(ビジネス誌風に)

. (前回からのつづきです) パターン2は、高学年向け。 これは、ともかく、【実験と表とグラフ】。 これが決め手になります。 もうすでに、わかっているようなことや、本に書いてあることで、良いのです。 自分で工夫して、家にあるものや安価な道具で、思い …
続きを読む
「自由研究ってつまんなーい」だって

. 教室で、自由研究の話をした。 そろそろ夏の宿題を伝えておかないと、と思ってたら、 「自由研究やるの?つまんないからヤダ」 と開口一番、Mくんが言う。 そこで、ちょっとみんなの気持ちを整理しましょう、と。 まず、自由研究にはネ、3つのタイプがあるのだよね …
続きを読む
夏休みの自由研究、相談にのる

. 夏休みが近くなってくると、 「先生、自由研究なにしようかなあ」 という相談が増えます。 わたしがいつも言うのは、 「図書館に、ボーッとしながらいたらいいよ」 です。 図書館で、なにも決めずに、ボーッとしながら突っ立っていると、 どこからともなく、本が …
続きを読む
【4年理科】夏の大三角形でロマンチックな学習に

. ① 七夕伝説って知ってる? 七夕の話。 だいたい、なんとなく知ってる。 知らない子もいる。 そこで、織姫と牽牛の話をする。 一年に一度、会える。 8月、夏休みの後半、夜、空を見てみると、 織姫と牽牛が、ちょうど真上にみえる。 夏の大三角形が、天球の真上に見え …
続きを読む
【4年・社会科】消防署の授業

. 学校が火事になったら、どうするかなあ。 〇火を消す。 だれが消すの? 〇給食室の人とか、近くにいる人が消す。 〇大人が消す。 みんなはどうする? 〇逃げる。 大人はどうやって消すんだろう? 〇消火器で消す。 消火器はどこにあるの? 〇えっと・・・ 〇学校 …
続きを読む
【職業】「失敗してはならない」ということ

. 「わたしは採用試験を受けるべきでしょうか」 という問いが出てくる背景に、なにがあるのかな、と思う。 硬い、職業意識が、隠されてはいないだろうか。 ぜったいに仕事選びに失敗してはならない、という怖れで、 やわらかい感性までもが、ガチガチにこわばってしまって …
続きを読む
【教員採用試験】を受けるかどうかで悩む人へ

. 長い間、ブログを続けていると、採用試験関係の悩みごと相談も舞い込む。 ブログページの、メッセージ機能で、わたくし、新間へ簡単なメールが届く仕組みになっています。 しかし、このような質問に、ほとんど、何も回答できずにいます。ごめんなさいネ。 「わたしは採用 …
続きを読む
第六感、の話。

. 担任というのは、子どもの顔を年中みているので、 ちょっとした表情の変化などを、感じることがある。 また、休み時間に子どもが校内のいろいろなところへ探検していても、 なんとなく、あのへんに〇〇くんがいやしないか、と勘のはたらくことがある。 職員室へ向かう …
続きを読む
多様は「一つ」の証拠

. 子どもといっしょに、図書室で図鑑を読む。 小学校の図書室には、高級な図鑑が何種類も置いてある。 「ポプラディア」の大図鑑とか、知ってます? ・・・絵も写真も、すごい量ですよ。 きっと、予算が潤沢なのでしょう。(国の将来を考えたら、スバラシイことだ) …
続きを読む
4年国語・『一つの花』発問集

. 初発の感想をきく。 〇かわいそうな話だと思う。 〇ゆみ子がかわいそうだった。 〇戦争しているから、かわいそう。 みんな、口々に、かわいそう、という。 「あ、そう。この話、かわいそうな話だった?」 「うん」 そこで、最初の発問を考える。 「どんなふうに、物語 …
続きを読む
プールがなぜ好きか

. 子どもがプールを好むのはなぜか。 プールで、かならずしも、遊ぶわけではない。 わたしの授業は、矢継ぎ早の指示が出て、 どんどんと泳ぐ。 まるで水泳教室のように。 だから、 「あらま先生の水泳授業は、忙しすぎる!」 と文句が出てもおかしくない、と思って …
続きを読む
先生たちの「お茶談義」

. 20分放課、職員室で。 ふと見ると、 仲の良い先生が、 「このお茶、おいしいんだよね」 というような調子で、ごくごく、飲んでいる姿が目に映った。 教室の中って、暑いよねー・・・ 子どもも水筒の水を飲んだり、 校庭の水道でも、ごくごく飲んでいるようだ。 …
続きを読む
「悪口」について

. 悪口を言われて、 「お前、おれを馬鹿にすんのか!」 と怒鳴る。 あまり、子どもにはない、どちらかというと大人にありがちな会話かと。 しかしたまーに、子どもにも、そういうことがある。 たぶん、本とかテレビとかの影響でしょう。 「お前、おれを馬鹿にすんの …
続きを読む