困らない叱らない。新間草海(あらまそうかい)の教室日記

漂流する人生からつかんだ「困らない」生き方とは。
転職を繰り返し、高卒資格のまま小学校の教員になった筆者のスナイパー的学校日記。
『叱らない で、子どもに伝え、通じ合う、子育て』を標榜し、一人の人間として「素(す)」にもどり、素でいられる大人たちと共に、ありのままでいられる子どもたちを育てたいと願っています。
生活の中の、ほんのちょっとした入り口を見つけだし、そして、そこから、決して見失うことのない、本当に願っている社会をつくりだそう、とするものです。
新間草海(あらまそうかい)

2016年02月

先生の言う通りは、つまんないな、と感じる心

. 学習発表会で、教師が一番たのしいのは、 「え、この子たち、こんなこと考えたのか!」 ということ。 高学年になるほど、自分の意見のオリジナリティーを出そうとします。 そこが、面白い。 「先生、ここまで考えたんだから、ぜひやらせて!」 これこそが、いちばんの …
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6年生の担任だから、思うこと【歴史を学んで】

. 6年生を担任するのは、もう二度とないかもしれないと思うと、 書き留めておきたくなる。今日のは、そんな話。 今年6年生を担任したことは、自分にとって、とても大きなことだった。 何よりも、政治が激変中。 そこで、子どもたちと、社会とは何か、政治とは何か、と考 …
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アメリカ人って・・・【小6社会】

. 6年生は3学期の最後に、 「世界と日本とのつながり」 を学ぶ。 社会の教科書には、主に次の国との関係、関わりが書いてある。 〇アメリカ合州国 〇中華人民共和国 〇サウジアラビア 〇大韓民国 今日は、アメリカと中華人民共和国を学習した。 いつものように、 「 …
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みんな同じのわけが、ない。

. もし、こんな感じ方を持っているとしたら、という話。 日本の子どもたちについて。 「みんな、同じような顔をして、同じような服を着て、同じような考え方で、同じような態度でいる」 と、思っている人がいたとしたら。 どうしてそのように自分は思っているのだろ …
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子どもは、同じ、ではない。

. 実際のところ、親は、自分が子どものことを、把握している、と思っているかもネ。 また、そう思っているくらいでないと、親として恥ずかしい、失格だ、というふうに思っている人もいます。 しかし、実際は毎日子どもはちがってきていて、細胞も毎日変わるし、情報量も考 …
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愛知県の教員としての私

. 私が、愛知県の小学校教員となって嬉しいのは、 愛知県にはなかなか、美味いものが多いことだ。 私が子どもの頃、出し抜けに 「天むす」 というものが商品化された。 おむすびの中に、海老の天ぷらが入っていた。 おもしろいもので、瞬く間に市民権を得た。 その …
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「・・・ということに、なってます」と教える公民

6年生。 歴史の授業が終わり、いよいよ公民分野。 最初に、憲法とか内閣、三権分立など、この国の政治の仕組みを習う。 今年は、語尾に注意して、教えている。 なぜか。 岩城法務大臣が国会質疑で立ち往生、というニュース記事を読んだ。 大臣の立往生。それは、国 …
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授業はなるたけ進まない方が良い

. というパラドックスが、ある。 つまり、授業がするする進んでしまうのは、大人⇒子ども という一方通行の講義になってしまっている場合があるからだ。 肝心なのは、子どもたちの思考。 考える、ということ。 思考を、うながす。 さまざまなことをつきあわせて、調べ …
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「子どもは他人と同じだと喜ぶ」という件

. これだけ「個性尊重」が叫ばれているのにも関わらず、である。 子どもと暮らしていると、彼らがいかに、 「他と同じであることを尊ぶか」、誰しも驚くであろう。 そろそろ席替え、というコールがあがってきたので、じゃ、席替えしましょう、と。 みんなでくじをひいて …
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なぜ太平洋戦争をしたのか

. ①なぜ太平洋戦争をしたのか  ②資源が無い日本はどうすべきだったか そもそも、この問題について、「資源」とは何か、というのが先に話題になった。 資源=石油、石炭、鉄鉱石、天然ガスなど で、その石油だの石炭だのが、入手できない。 国際連盟を脱退したから、制 …
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「やらない勇気」が語られない件

. イランの国家転覆がアメリカの策略だったことがNHKスペシャルで堂々と放映されていた。(※NHKスペシャル 新・映像の世紀「第4集 世界は秘密と嘘(うそ)に覆われた」) わたしは、NHKの番組を社会の授業で、かなり扱っている。 どんな番組で、どんな放映がさ …
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いちばん面白かった授業 その4(おわり)

. よく、クラス全員、だれとでも話をして良いですよ、ということをする。 すると、みんな、お互いにあれこれと相談しあうことになる。 たとえば、まず仲の良い子に自分の考えを言いに行き、一応念のために男子にも女子にも話を聞いて、最後に隣の子と情報交換をして・・・ …
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いちばん面白かった授業 その3

いよいよ卒業間近。 クラスの雰囲気は、さらにしっとり。 一日一日を、惜しみながら送っている感じ。 昨日、一人の子が、咳をしていて、途中で早めに帰宅することになった。 熱はないものの、しんどいし、おなかも痛い、というので。 保健室の先生から、 「ベッドで休ませて …
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いちばん面白かった授業 その2

. 事実をみていくって、すごいむずかしい。 と、子どもの感想。 その後、面白かったのは、それを聞いた別の子が、 「いや、むずかしくないよ。そっちのほうが簡単なんだよ」 と言ったこと。 さらに楽しいのは、その返答をきいた本人が、思い直して、 「ああ、そう、そ …
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