困らない叱らない。新間草海(あらまそうかい)の教室日記

漂流する人生からつかんだ「困らない」生き方とは。
転職を繰り返し、高卒資格のまま小学校の教員になった筆者のスナイパー的学校日記。
『叱らない で、子どもに伝え、通じ合う、子育て』を標榜し、一人の人間として「素(す)」にもどり、素でいられる大人たちと共に、ありのままでいられる子どもたちを育てたいと願っています。
生活の中の、ほんのちょっとした入り口を見つけだし、そして、そこから、決して見失うことのない、本当に願っている社会をつくりだそう、とするものです。
新間草海(あらまそうかい)

2015年04月

袖擦り合うも他生の縁

. 休日に、息子とバスケットボールをしようと、近くの公園に行った。 すると、近くの介護施設からだろう、車イスの老人たちが先に来ていて、どうやら花見らしい。 公園の隅に八重桜の大木があり、今が満開だ。 ピンク色の花びらが、ピーカンの青空に向かって盛んに咲いてい …
続きを読む
いろんなふうに、考えられる、という件

. いろいろと考えるのが、面白い。 ああだ、こうだ、と考えを言い合うのが、面白い。 教科書と合っているかどうかが大事なのではなく、 俺たちは、こんなふうにも、考えることができたのだ、という自負。 瓶(びん)の中で、ろうそくの火を燃やし、蓋をしたら、しだ …
続きを読む
小学校のおもしろ歳時記

. 「もう、こんな季節になったか・・・」 と、独り言を思わずつぶやきたくなる瞬間って、誰にもあることだろうと思います。 今日、そんな、 季節の移り変わり を実感するようなことがありました。 職員室に、一本の電話がかかってきたのです。 「すみません、おたくの小 …
続きを読む
聖徳太子が教科書から消えた、というデマ

. 学校をネタにした話題というのがたくさんある。 よく聞くのは、 「手をつないで皆平等のゴールイン」 というデマ。 これはデマであることが明白だ。 教員なら、「んなアホな」と誰でも、分かる。 これが、マスコミの噂で面白おかしく紹介されるときも、 「〇〇県 …
続きを読む
縄文時代の学習は、たったの1時間のみ!

. 6年生の担任になって、一番ざんねんなのは、 社会の授業であります。 縄文時代の授業は、公には、 たったの1時間程度しか、予定されていません。 なんてこった! 縄文フリークのわたしが、たったの1時間しか、授業できないなんて!! わたしは、大急ぎで、授業を …
続きを読む
人生の、最大のなぞ

. 以前、1年生の担任であった頃。 知的障害学級のSくんが、登校するのは大変でありました。 お母さんといっしょに昇降口に到着すると、彼は実にゆっくりとした動作で、 くつをぬぎます。 その間、お母さんも、 実にゆっくりと、 彼の横で、立っています。 たいした …
続きを読む
『選活』(せんかつ)について

. 4月となり、職場にも新しい顔ぶれが登場した。 職員室が、なにかしら、華やぐネ。 ここには、 新しい人間関係が結ばれ始めた楽しさ、嬉しさ がある。 夜、歓迎会で、先生になりたて、ほやほやの同僚(青年)と話をした。 すると、彼が、 「いや、ぼく、就活(シューカ …
続きを読む