困らない叱らない。新間草海(あらまそうかい)の教室日記

漂流する人生からつかんだ「困らない」生き方とは。
転職を繰り返し、高卒資格のまま小学校の教員になった筆者のスナイパー的学校日記。
『叱らない で、子どもに伝え、通じ合う、子育て』を標榜し、一人の人間として「素(す)」にもどり、素でいられる大人たちと共に、ありのままでいられる子どもたちを育てたいと願っています。
生活の中の、ほんのちょっとした入り口を見つけだし、そして、そこから、決して見失うことのない、本当に願っている社会をつくりだそう、とするものです。
新間草海(あらまそうかい)

2008年12月

年末、大掃除。大量の紙、書類、印刷物をひもでくくっている。秋からずっと、ためてきたストックがあった。すぐに資源ごみで出してしまうものと、当面の間、3か月ほど、保存しているものと、1年以上・長期保存するものとに分けている。3か月ほどの保存箱、から、いろ …
続きを読む

尊敬できる大人がいないことが問題だ。株式会社 寺小屋モデル代表の山口氏は言う。偉人伝を伝える講座を展開している。幼稚園、小学校、さまざまな場所で、偉人伝を話して聞かせる。幼児も小学生も、みんな、しんとして聞き入るそうだ。問題意識がある。一人前の大人と …
続きを読む

○顔じゃんけん「じゃんけんぽん」のあと、一呼吸おいて、顔でじゃんけん。口をすぼめたら、グー。舌を出したら、チョキ。口を大きく開けたら、パー。同じ顔だったら、あいこ。○裏表じゃんけん仲間分け、チーム分けの際に。じゃんけんぽん、で、手の甲か、平か、どちら …
続きを読む

外国の方が、ずいぶんと日本に来てくれるようになってきているらしい。ところが、こんなニュースが。京都の舞妓さんが、外国人観光客に追いかけられて、迷惑しているとのこと。ttp://osaka.yomiuri.co.jp/news/20081220-OYO1T00407.htmおそらく、外国人の観光客は、舞妓 …
続きを読む

Teacher Burnout Syndrome「長期間にわたり人に援助する過程で、心的エネルギーが絶えず過度に要求された結果の極度の心身の疲労と感情の枯渇を主とする症候群」だそうだ。理由について、佐藤学氏は、(1)仕事の成果が見えにくいという、職務そのものの曖昧性(2)人 …
続きを読む

3学期の音楽。4年生は、グリーグ作曲の「ペールギュント組曲」の鑑賞、がある。ペールギュントの物語は、イプセンの戯曲が元、となっている。1)怠け者のペールは、母親と二人暮らしの男。2)純情なソルヴェイと恋におちる。3)ところがかつての恋人イングリを結婚 …
続きを読む

これまた、初任者研修での よもやま噺(ばなし)。ある初任者仲間の言うのには、その学校は、環境教育の一環として、「リサイクル」を行っているらしい。「まだやってるんだ」「行政がやってる仕組みを教えた方がいいんじゃない」いろいろと意見が飛び交う中、話には、 …
続きを読む

前回、学級の懇談会に犬が登場した話を書いた。そのときは、廊下でキャンキャンと吠えたので、飼い主がすぐに帰宅したのだが、しばらくして、実際に本当に来たらしい。これは初任者の会合で、続報を聞いた。みんな、心待ちにしていたらしく、顔を合わすなり、「そういえ …
続きを読む

2学期の給食、最終日を迎えた。最終日のお楽しみは、「セレクト給食」である。セレクト、とは、選ぶ、ということ。2週間ほど前に、児童から希望をとった。A: てりやきハンバーグB: てきやきチキンこのどちらかを、選択できるのだ。さらに、飲み物。A:りんごジュー …
続きを読む

自分の知り合いで、いわゆる有名になった人物というのはそうはいないが、ある人は、モデルとして商品に写真が掲載された。そして、その写真が、数多くの製品と一緒に世間に大量に出回っている。それは、パッチンしぼり、という100円商品と、これまた100円のたばこ …
続きを読む

皇后さまが、インドのある会合でビデオ講演されたらしい。そこで、子供時代の読書の思い出、を語られたそうである。日本のテレビでも放映されたそうなので、ご覧になられた方も多いだろう。その英語の講演はずいぶんと格調高いものであった、そうであるが、(これは私の …
続きを読む

初任者の仲間とひさしぶりに会った。2学期もおしせまった、という時期にもかかわらず、他校で初任者の研究発表があったのだ。「忙しい時期になってしまったねえ」と言いながら、指導主事の先生も来られて、「しっかり準備させてもらったから、この時期ならではの授業す …
続きを読む

4年生。もうとっくの昔に、わり算はおわってなくてはならない。しかし、うちのクラスは、わり算が終わらない。ためしに、テスト問題をみて、似たような問題を出してみるが、「むずかしい」「できない」の反応。これではいかん、と奮起し、主任と相談して作成したプリン …
続きを読む

風邪をひいてしまった。声が出せない。そこで、画用紙半分に、油性ペンで指示を書き、授業を進めた。すると、めずらしいのか、思いのほか、集中してくれる。(これを読んで!)という意味で、カードをふると、それを全員で声をそろえて読んでくれる。全員でそろうのがす …
続きを読む

大学中退、ということに、なんら引け目を感じなくなった。それは、やはり正規採用となれたことが大きい。民間企業では、大学中退、すなわち高卒、という肩書はどううつるのだろう。私はあまり学歴は重視されない零細?企業で勤めたので、そこのところがよくわからない。 …
続きを読む

12月5日、89歳で死去した評論家の加藤周一さん。鶴見俊輔さんが毎日新聞にコメントを発表していた。記事には、・・・「九条の会」で「武力によらない平和外交の方がはるかに現実的で経済的」などと主張した。・・・とある。加藤周一さんのことは、学生時代に知った …
続きを読む

クエートという国から、一通のハガキが届いた。表には何やら原色の派手な、クエートの町並みの写真が載っている。はて、オレはこんな国と関係があったかしらん、と不思議な思いで裏をひっくり返してみると、そこには、なつかしい高校時代の友人の筆記が見つかったのだっ …
続きを読む

学校づくりの記斎藤喜博さんの本「学校づくりの記」を一気に読み終えた。社会づくりとは、クレームをいかに処理していくか、ということの手腕が問われているのだろう。それがうまい人がトップに立つことで、みんながのびのびと自由に能力を発揮できるようになる。斎藤さ …
続きを読む

ダブルダッチを流行させようとしている。理由は、ご多分にもれず、女子を校庭へひっぱりだすためである。特に寒くなってきたこの時期、女子がなかなか外へ出ない。高学年はわかるが、まだ小学校4年生だ。十分、校庭であそぶべき、児童たちである。教室でないしょ話をし …
続きを読む

カブール・ノート「戦争しか知らない子どもたち」山本芳幸:著遠い国。イメージの湧かない国、アフガニスタン。思い浮かぶものといえば、米軍が行進していた荒地の光景と、ビンラディン氏の顔写真くらい。読後、アフガニスタンが妙に親近感をもって感じられる。行列がで …
続きを読む

困るとは何か斎藤一人さんという、面白い名前の方がいて、著作もある。銀座の漢方薬の会社の方で、ユニークな発言があるが、「困る、ということは起こらないんです。困らないんです」とご自分のことを紹介されていた。納税額がすごい額だそうだ。大長者の方である。上の …
続きを読む

臨時任用として、学級担任を持つことについて。先日来ていた、教育実習生が相談してきた。今年、受験したが不合格だった。来年度も受験予定だが、臨時任用、いわゆる臨採講師をするのがよいかどうだろうか・・・。私はおすすめします、と答えた。来年度、どうしても受か …
続きを読む