困らない叱らない。新間草海(あらまそうかい)の教室日記

漂流する人生からつかんだ「困らない」生き方とは。
転職を繰り返し、高卒資格のまま小学校の教員になった筆者のスナイパー的学校日記。
『叱らない で、子どもに伝え、通じ合う、子育て』を標榜し、一人の人間として「素(す)」にもどり、素でいられる大人たちと共に、ありのままでいられる子どもたちを育てたいと願っています。
生活の中の、ほんのちょっとした入り口を見つけだし、そして、そこから、決して見失うことのない、本当に願っている社会をつくりだそう、とするものです。
新間草海(あらまそうかい)

渡来人が日本をめざす理由が、いまひとつ分からない。 これが、多くの児童がぶちあたる疑問だ。 渡来人にとって、『日本』という国は、どう映っていたのだろう。 大陸から離れた、辺鄙で洗練されぬ田舎など、なんの魅力もないに違いない。 おまけに、途中の海は、荒波ばか …
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こういうことは、周囲に暮らす人たちから、空気を吸いながら、のようにして学んでいくのが良いと思っています。 だから、あえて『解説』のような文章を読むと、 わかった気になりやすい ため、用心、用心。 どんな文章でも、読めば必ず自己解釈で、バイアスのかかった見方 …
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. 歴史の授業は、奈良時代。 ただいま、聖武天皇と行基が、大仏をつくったところを学習中。 「どのくらいの大きさ?」 教科書に、おもしろい写真があった。 校庭の地面に、大仏の実際の大きさを描いている。 運動会で使う、ラインカーの石灰で。 奈良の大仏のでかさがよく …
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運動会が春に行われることになった。 わたしは愛知県岡崎市の教員であるが、まあ市内にはいろいろな学校があり、秋開催の学校もまだあるようである。 しかし、赴任している勤務校では、秋の酷暑から逃れるため、6月のはじめに開催されることになった。 しかし、この暑さよ …
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板書)聖武天皇(しょうむてんのう)    奈良時代 人物シールを貼る。 指示)時代背景を整理しよう。 板書)蘇我氏を倒したあとの天皇中心の政治がゆらいできた。    地震、ききん、反乱がおき、悩んだ。 注釈)当時の人は地震のことをどんなふうにとらえたか。 …
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おもしろい子がいる。 わたしは担任ながら、彼のファンである。 なにがというと、彼はいつも、「反対意見」を言おうとするのである。 このことは、教師をやっていればだれしも思うだろうが、たいへんな幸運とよべる。 自分のクラスの意見がすぐにまとまり、なにも紛 …
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タイヤがかなりすり減ってきました。 まだまだ走れると思うが、なんとなくタイヤから 「わたし、疲れましたわ」 という声が聞こえてくる。 5万4000キロ走ったタイヤ、製造日から数えて4年半。 ほんとうに、お世話になりました。 溝を見ると3mmほど。最初が8mm …
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自分の人生を主体的に生きている。 そう、自覚している人は多いのではないか、と思う。 もちろん、わたしは自分の人生を主体的に生きている、と。 たしかに鎖でつながれているわけでもなく、自分で日々の計画をたて、好きなスーパーで買い物したり、今日は大根を買おう、と …
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大きなゴールは、いったいどこにあるのか。 学校の中に、それがあるのか?それとも無い、のか? わたしは、人生が幸福になるためには、 「自分自身が自分の人生の主人になること」 が必要だと考える。 文科省がそう教えているから、そうだと思う。 文科省は、ことごと …
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頭が下がる。 「家に帰るとお母ちゃん」 という先生に対して。 わたしの隣の机の先生は、若い女性の先生だ。3歳と6歳の子がいる。 夕方の職員室にいるまでは、シュッとした顔つき。 「ワタシこそ、小学校の先生です」と言う顔だ。 ところが、いざかばんを持って、家に帰 …
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