困らない叱らない。新間草海(あらまそうかい)の教室日記

漂流する人生からつかんだ「困らない」生き方とは。
転職を繰り返し、高卒資格のまま小学校の教員になった筆者の自虐スナイパー的学校日記。
『叱らない で、子どもに伝え、通じ合う、子育て』を標榜し、一人の人間として「素(す)」にもどり、素でいられる大人たちと共に、ありのままでいられる子どもたちを育てたいと願っています。
生活の中の、ほんのちょっとした入り口を見つけだし、そして、そこから、決して見失うことのない、本当に願っている社会をつくりだそう、とするものです。
新間草海(あらまそうかい)

コロナウイルスのような感染症は、人間にとっての脅威だ。 このような感染症と人類の戦いは、過去にもあった。 一番古いのは、現生人類ホモサピエンスが、気候の安定とともに、アフリカを出て、各地へ進出しはじめたとき。 これは大冒険だった。 それまでには経験しなかった …
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自分が座っている職員室の席のことを書きたい。 となりに、23歳の青年が座っている。 新人の先生だ。 ものすごくよくできた青年で、わたしはうんと尊敬している。 自分が23歳だったころを考えると、隣席の青年がいかによくできた人なのか、いつも感動するのだ。 物腰が …
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休み時間、子どもから怖い話をリクエストされることがある。 わたしは一瞥をくれるだけで、 「悪いけどそんな話、してる暇ないでしょ。先生は御覧の通り、超絶忙しいですわ」 と、ノートに赤ペンを走らせる。 子どもに付き合っている暇はない。貴重な休み時間は宿題のチェッ …
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幼いころの、まるでタイムスリップしたのか?と思うような体験について。 小学校の2年生でした。 ちょうど、季節は夏休み。 時間は、たっぷり、とてつもなく長く、あります。 その日、わたしは近所の友だちと申し合わせ、昼飯を済ませたあと、いっしょに探検を始めたのでし …
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依存はカッコ悪い。 自立がカッコイイ。  ↑ これはそうとも言い切れない。 そもそも人間は、人とひとの間で生きるのが当然で、すべて周囲から受けたもので生きている。だから、依存するというのも当然で、相互に依存しあって生きているのが事実。相手に依存できることが …
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ネットのニュースをたまたま見ていたら、 靖国神社で軍人の格好をしているおっさんたちが目にとまった。 無意識に、「総員玉砕せよ!」の水木しげる二等兵の姿をさがしてしまう。 水木さんはいなかったが、人はそれぞれのやり方で、醜悪な戦争をふりかえるのやなあ、と感心し …
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教室から「正解」が必要とされなくなってしばらく経ちます。 文科省が「生きる力」を重要視して、だいぶ変わってきたな、というのを感じています。 正解を当てましょう、という教室文化は、もう・・・消える寸前かな。 教室の中で、クイズ合戦のような雰囲気は、ほぼ無いで …
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これまでの仕事歴を振り返ってみて、教員歴がいちばん長くなった。 転職を繰り返した身であれば、このことにやや、感慨深い思いが浮かんでくる。 教員の職業病であろうか。 どこか、自分のこころの動きに対して、いつも警戒するようになった。 複数の子どもを毎日観察して …
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教員をやっていて面白いのは、1年の経過だ。 担任になってしばらくすると、だんだんと変化が出てくる。 人を責める場面が減っていく。 このことだけでも、ものすごい変化だと感じる。 やっているのはかんたんなことで、 「〇〇してほしい」 を言えるようにする、というだ …
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勤務校に、教育実習生が来ておりました。 コロナでたいへんな時期ですが、人材確保は必要なので、受け入れたのでしょう。 まあ学校は大勢の人が出入りをしておりまして、業者も荷物を搬入するし、PTAの親たちも、ふつうに校内で会合をしております。 教育実習生はたいへ …
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