困らない叱らない。新間草海(あらまそうかい)の教室日記

漂流する人生からつかんだ「困らない」生き方とは。
転職を繰り返し、高卒資格のまま小学校の教員になった筆者の自虐スナイパー的学校日記。
『叱らない で、子どもに伝え、通じ合う、子育て』を標榜し、一人の人間として「素(す)」にもどり、素でいられる大人たちと共に、ありのままでいられる子どもたちを育てたいと願っています。
生活の中の、ほんのちょっとした入り口を見つけだし、そして、そこから、決して見失うことのない、本当に願っている社会をつくりだそう、とするものです。
新間草海(あらまそうかい)

30代で子持ち受験者の私には、ホッとできるところがない。居場所をつくらねばならない。家に帰ると、ホッとするが、子どもの遊び相手になる必要がある。ふだんはそれでもいい。わが子を見ているだけで、元気をもらえる。しかし、心底くたびれた、大きな行事を成し遂げ …
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養老孟司さんの講演会を聞いた。8年ぶりに、極端な知的興奮を得ることができた。というのは、8年前にも、脳について同じようなことを考えたことがあったからだ。さて、講演会だ。下記は、覚えていることのメモである。(メモをとらず、覚えていたことを思い出して書く …
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4月は多忙だ。新学期、あたらしい先生、あたらしいクラス、様々な行事が重なる。4月は、他の月の2ヶ月分、忙しい。この4月を乗り切り、5月のゴールデンウイークをすぎても、なおかつ、忙しい気分が抜けない。特に、講師1年目はそうであった。受験が近づいてきてい …
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受験に、小論文がある。日ごろ、論文のように、論説や理論の有る文章を書く機会は、あまりない。といって、日記のように、論というのではないが、ストーリーがある文章を書いているわけでもない。日常書いているのは、週案簿や授業記録メモ、手帳などのメモ類だけだ。そ …
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食育の重要性が叫ばれている。私の育った家庭は、朝ごはんをしっかりと食べる家であった。朝の5時には、台所でガスの火をつける音が聞こえた。母は、味噌も自分でこさえた。梅干しもつけた。昭和の時代の、典型的な母であった。ところが、私は20代で、農業に携わって …
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朝がダメなら、夕方だ。夕方、仕事に一段落つけてから、職員室で受験勉強をしようと考えた。しかし、それは無理だった。目の前に、仕事が山積みである。他の先生が、いろいろと仕事のことで話しかけてこられる。それはそのときにやっておかないと、忘れてしまうことばか …
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採用試験を受験する際に、迷う人が多いと思う。受験に専念するのか、それとも、学校で講師として勤務するか。私自身は、悩むよりも先に、家族を養うために働くことが前提であった。しかし、もし自分に家族がいなくて、収入も無くてよい、という環境にあったなら、どうだ …
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採用試験のことで、周囲の方から、いろんな質問をされる。私が免許無し、妻子もち、の身で、小学校教員資格認定試験や採用試験を受験したことから、一体どんな勉強法でのりきってきたのかを、知りたいというのだ。知人、教育実習生、いろんな関わりの方が、来年度受験予 …
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子どもたちが、長いキャンプを終えて帰るとき、迎えに来た親たちと、にぎやかに帰り支度をする様子が見えた。少年たちは、夏休みを終えても、学校が始まっても、同じようにエネルギッシュに育っていくことだろう。残念なことに、その一部始終を映画のように見てみたいが …
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コースケは、徐々に薮の茂みの奥の方へと歩みを進め、だんだんと見えなくなりつつあった。僕は、声を張り上げて、聞いた。「コースケ、釣りはどうするのーっ?」コースケが、何か、大声で返事をするのが聞えた。「なにー?もういちど、言ってー!」僕は、もう慌てて竿を …
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