困らない叱らない。新間草海(あらまそうかい)の教室日記

漂流する人生からつかんだ「困らない」生き方とは。
転職を繰り返し、高卒資格のまま小学校の教員になった筆者のスナイパー的学校日記。
『叱らない で、子どもに伝え、通じ合う、子育て』を標榜し、一人の人間として「素(す)」にもどり、素でいられる大人たちと共に、ありのままでいられる子どもたちを育てたいと願っています。
生活の中の、ほんのちょっとした入り口を見つけだし、そして、そこから、決して見失うことのない、本当に願っている社会をつくりだそう、とするものです。
新間草海(あらまそうかい)

★第三場面★ 勇太って、こんなところがあるんだ。 Dくん。「こんなところって、どんなところか」 シャイなだけじゃなくて、人にプレゼントするくらい勇気のあるところ。 春花の気持ちを想像して、なぐさめてくれようとしてくれるところ。 ちょっと面白い行動をするところ。 …
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★第一場面★ 「Aくんが、ちょっと不思議な感じと言ったけど、どこかわかる?」   最初の場面に限定して、問う。   おばさんと子馬に手をふると、春花は歩きだした。歩きなれた通学路だ。けれど、まるで知らない道を歩いているような気がしてくる。 ここ、気になるよね …
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田代まさしといえば、わたしは「シャネルズ」を思い出す。 世代が分かるナ。 ともかくデビューが衝撃的だった。 顔を真っ黒に塗って出てきたからだ。 そして、湯川れい子さん作詞の、「ランナウェイ」を歌った。 ボーカル鈴木さんの甘い歌声、そしてメンバーのドゥーワップ …
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小学校できちんと英語を教えられる外国人の方は、とても貴重な存在だ。 だから、もしそういう人がいたら、みんなでうんと大切にしたい。 教師にとってALTは気になる存在である。 急にプライベートな旅行の話をさせろ、と言って授業をしようとしない人もいたナ。 あなたは先 …
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平賀源内は、教科書では掲載されない。 とらえどころのない人物であり、本当に「わかって」いた人なのか、それとも適当なホラを吹くような人物だったのか、どうにも評価が難しい面がある。したがって、教科書向きではない。 子どもが尋ねた時、わたしはこう答えた。 子「先 …
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長年の問題が解決していない。 本居宣長をどう扱うか、という課題である。 6年生の担任をこれまでも経験してきたが、歴史の授業の中でもっとも難しい一つである。 もっとも難しいのが、昭和初期の戦争に突入する時代。 子どもたちがどうしても納得しないから、「戦争をする …
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給食がおいしい、ということ。 それが、もっとも基本かと思う。 「おいしかった」 という感覚が、子どもたちの脳裏の奥底、心の深奥に残っていくかどうか。 人生を肯定的に見るかどうか、 人生観の大事な部分を、教育することはできない。 教えて、なんとかなるものではな …
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地域の小さな歴史郷土博物館から、明治・大正・昭和初期に使われたさまざまな生活の道具をお借りしたときのこと。 大切な道具であるにもかかわらず、わざわざ学校まで持ってきてくださった。 糸車、鍬、籾摺りの道具、ソバの収穫で使う道具・・・トラックにいっぱい。 子ど …
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今年9月、インドネシアの元大統領が死去した。 ハビビ元大統領だ。 その大統領が病床に臥せっているとき、お見舞いに来たのが、東ティモールの大統領。 つまり、宿敵が来た。 敵がきたから、緊張して迎えるのかと思ったら、なんと抱擁した。 ふたりとも、お互い両者とも、 …
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『朝廷って、なんだったっけ?』 ・・・やっぱり、そうなんだよね。 歴史の授業が江戸時代まで進むと、この質問が出てくる。 征夷大将軍が幕府を開く、という話ばかりつづいたから、急に「朝廷」という言葉が教科書にでてきたとき、「それ、なんだっけ?」とわからなくなる …
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